温もりに包まれて、

「ウタカタ様」
「なんだ?」
「なんでもないです」

 すぐ傍ではじける笑みが愛しい。密着した布団の中でお互いの体温を分け合い、見つめあってはキスをする。

「ホタル」
「なんですか?」
「なんでもない」

 名前を呼ぶだけで声を聞くだけで、幸せな気持ちになれる。同時にこぼれた笑みにまた口づけ、ホタルの体を抱きしめた。



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